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SEED DESTINYは何故失敗したのか

初めに言っておくと、DESTINYの前作SEEDそのものを作ったコンセプトそのものが誤っていたという風には私は思っていない。「地球連邦擁護論」をみてわかるように、
私は富野イズム並びに宇宙世紀の設定にはかなり問題があると思っていたので、ニュータイプという概念が持っていた要素をパイロット特性(コーディネーター専用OS)民族理念(コーディネーターだけの独立国家)主人公のパイロットとしての覚醒(種が弾ける)と分けたのは正解だったし、人は分かり合えるとすぐさま短略化せず、個人の主体的決断に基づく脱属領化と第3組織の結成という形で纏めたのもそれなりに理解が出来る。又、これまでのガンダムがトリックスターになるべきはずの人物(セイラマス、セシリーフェアチャイルド、シャクティカリン)をうまくその役割に相応しい形で描ききれていないのに対しこの作品ではカガリ、ラクス、フレイの三人はその立場に相応しい形でまわりに扱われていた。

宇宙世紀が宇宙にほとんどの人口が出払っているとありそうもない設定を置いているのに対しこの作品では宇宙進出がフロンティア開発の一環であったこと、まだまだ宇宙移民は人工的に少数であること、宇宙移民が独立を企んだのはたまたま宇宙技術者にコーディネーターが多くて地球上では差別的扱いを受けていたからであること、宇宙移民の弱点が食料の自給であり、地球はエネルギー供給面が弱点であることなどわれわれの現実の延長線としていかにもありそうな設定になっているし、地球連邦が一枚岩でないこと、マスドライバー施設が重要な施設になっていることなども描き出されている。そういう意味でSEEDはまことによく出来た作品なのである。

SEED作品に破綻の兆しが出てきたのはキラワープの辺りからである。もともと、ラクスとキラが最後には付き合うようになるという設定がオープニングで見て解かるように最初から存在した、激しすぎる戦況のなかで歌姫をそのままの形で表舞台に出すわけにはいかないし、キラとの関係を描くのが難しかったということだろう。だが、オノゴロ戦の時、キラがどのように助かったのか合理的に説明がつくように描き出すことができれば、この段階では多少の無理は演出上の意外性を狙ったものという説明がまだ出来ないわけではない。

不可解なのはDESTINYに入ってからだ。最初の問題点はムウ=ラ=フラガを生き残らしてしまったことである。SEEDでキラとバルトフェルドが死ななかったのに味を占め、ラクス派のキャラは全員不死身設定を作ってしまった。これは富野監督がヤマトに対して、作品のクオリティを下げるので絶対やってはならないこととと批判した禁じ手でないか。更には初期人物配置に構造的問題点がある。まず、前作のキャラを物語冒頭から引き釣り出したこと、百歩譲ってそれをよいとしても前作、第3軍を作る上でカリスマ的リーダーの役割を演じたラクスクラインが責任を放棄してオノゴロ島でキラと引篭もっていること、そのくせ、何処に資金源があるのか大量の武器を隠し持っているのも致命的欠点となっている。

カガリの描き方も同様だ。まず、カガリには国家元首という重責が全然合っていない。もしカガリを国家元首として描くならどういう経緯を持ってオーブ内で選ばれたのかきっちり描く必要がある。それは諸刃の剣としてカガリが役職を放棄してAAで逃げ回っていても何故国家元首の地位を温存できたのか描くことに繋がり、そしてオ-ブザフト戦のおり何故、国家元首として復帰できたのかを描くことに繋がる。(何故、カガリは国家元首として復帰した折政権交代が起こったことをザフト側に伝えないのだろう。それで救われた命もあっただろうに。)

AAの描き方も問題だらけだ。彼らは一体どういう指揮命令系統で動いているのだろう。オーブ内に国家中枢も知らない秘密基地を設けているは、命令に反して勝手にカガリを攫って出航するわ。それが明快な政治的方向性や法的基盤に基づいているなら別だがそのようには見えない。カガリとの関わりで見ても何故、カガリの私邸にユニウス条約違反のモビルスーツを隠し持っているのか謎だらけだ。

クライン派とオーブとの癒着関係も謎だらけだ。カガリに逆に問いたい
「これらの人的資源の流用並びに兵器の製造をどのように国際法上正当化されるおつもりなのか、」

フリーダムの行動パターンも問題がある「AA塔載機、フリーダムによるミネルバへの先制攻撃をザフトに対する宣戦布告と受け取ってもよろしいですな」

これに戦闘シーンの奇妙さ(毎回流れる意味不明のインパルスの合体シーン、ユニウスセブン破砕作業より奪われた機体との闘いを優先するザク、何故だかオーブ軍そっちのけでフリーダムとの対面に集中するセイバー、敵に背中を晒して切られるグフ、圧倒的に強すぎるフリーダム、重力を無視したシャトルに追いつくフリーダムなど)もプラスアルファされるとこの作品の糞度が更に増すことになる。

作品の中で起こっている現象を全てデユランダルが噛んでいたとするとその行為は謎だらけでリスクをが多すぎる。連邦に三機のガンダムを盗ませた訳は?地球に落ちたコロニーのせいで地球人類が絶滅していたら?もしレクイエムの発射角がもう少しずれていたら?ラクスを襲撃するよりキラを凋落させた方がよっぽど楽なのでは?

それにしてもオーブは海中の防衛体制がまるでスカスカです。アッシュに上陸されて好き放題暴れれても全く迎撃一つしないとは。

これにシンアスカのDQNさやら(プロ軍人のくせに規律全然なっていない)ルナマリアホークのシンとの急速な関係発展の奇妙さやら上げてゆけばきりががない。
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とくもと(本名徳永基二)

Author:とくもと(本名徳永基二)
35歳、非マルクス系社会主義者兼、おたく評論家
を自称する禿のフリーターのおっさん。

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